研究課題
基盤研究(C)
本研究は,コンクリート内部の欠陥として,(1)あと施工アンカーボルト固着部の状況,(2)PCグラウト充填状況,(3)RC床版内部の水平ひび割れの3種類を対象として,それぞれの欠陥に適した「磁歪型弾性波入力・受信装置」を開発し,適確に欠陥を評価する手法を構築することが目的である。その結果,いずれの対象においても,開発した「磁歪型弾性波入力・受信装置」により測定した弾性波伝搬速度,波形振幅,周波数特性から,欠陥を適切に評価できることを明らかにした。
工学