研究課題/領域番号 |
15K06224
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
Roeber Volker 東北大学, 災害科学国際研究所, シニア研究員 (60725240)
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連携研究者 |
Bricker Jeremy 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (20645098)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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キーワード | Typhoon / swell / infragravity wave / surf beat / beach erosion / numerical modeling / Sendai Port / Boussinesq equation |
研究成果の概要 |
本研究では,高潮・高波による浸水に関する様々なシナリオについて詳細な検討を行った.その結果,特に沖合での波の状態,局所地形,潮位変化が重要であることがわかった.長周期波は,強い砕波が生じる場所で発生する傾向がある.そうした場所は海岸侵食も強い.潮位の変化は,砕波帯のプロセスを変化させる.波の遡上は,通常は高潮位時に最も高くなる傾向にあるが,長周期波はむしろ潮位が低い時に大きくなる傾向がある.潮位が低い状態において,砕波はより急激に発生する.これにより,長周期波のエネルギーが増大し,土砂移動を引き起こすと考えられる.
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自由記述の分野 |
Coastal Engineering
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