教育の情報化・国際化を背景に、教育の個別化、特に主体的に情報を入手して応用しながら課題を解決する能動的教育の重要性が高まっている。本研究では、教室空間のICT(情報コミュニケーション技術)化、アクティブ・ラーニング教室や学習拠点となる図書・メディアセンターの整備など、能動的教育のためのICT設備や施設・空間を有する国内外の先進的な学校施設の調査(日本、英国、米国)により、教育の国際化・情報化に対応した教育・運営システムや施設・空間の実態を明らかにし、さらにそれをバックアップする教育制度・システムや発注手法にも着目し、これからの学校施設計画に参考になりうる総合的な計画指針を得ることができた。
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