研究課題
低炭素都市づくりは，地球温暖化を防ぐための重要な都市政策であり，スマートシティの形成は都市デザインの新しい課題となっている。サスティナブルデザインの実現には,民間建築物の所有者と利害関係者が省エネルギーの仕組みへの理解と計画案への参加は重要である．本研究では，都市計画規制が緑の建築の省エネルギーの施策への影響を研究の内容にしている．今年度は最終年度であり、研究事項１と関連して補足調査を実施した。研究事項において、CityEngineを用いて実際の宅地において、都市計画規制による建築の省エネルギ効果を検証するため、生活行為と電気消費との関連により電気消費モデルを構築した。研究事項３では、RevitでCityEngineにより導入した建物データに基づいて、気候条件を考慮しながら電気消費と熱環境の環境シミュレーションを試みた。研究事項４では、島根地区の戸建て住宅の電気消費のビッグデータと国民生活調査の15分間データに参照に、生活行為に基づく電気消費量のシミュレーションを継続的に行ってきた。本研究課題において、福州大学の教員との連携により、国際共同研究を行った。関連研究成果において、Springer出版者により、本研究関連の研究成果とアジアの緑建築の事例をまとめて本2冊として出版した。そして、国際会議で3編の論文を発表し、査読論文6編を掲載した。
すべて 2018 2017 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 5件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件) 図書 (2件)
Journal of Cleaner Production
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