本研究では、国内外のスマートシティ・プロジェクトの事例を調査することで、スマートシティを実現するために必要な事業メニューを整理し、事業効果を都市のコンパクト性、省エネルギー性能、環境負荷低減効果、費用対効果として評価できる指標及びその算定式を構築した。さらに、事業の評価結果とあわせて、まちづくり事業実施後の都市空間イメージをCGとしてリアルタイムに表示できるまちづくり支援ソフト「スマートシティ・デザインツール」を開発し、まちづくりの担い手が地域のスマートシティ化を考える上で、同ソフトがまちづくりの議論に与える影響と支援ソフトを用いたまちづくり手法の有効性を明らかにした。
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