全国の老朽化した公共施設の更新や公共サービスの拠点づくりを推進するため、公共施設に必要な機能や用途を的確に把握し、長期的な時間軸から見た施設整備計画が求められている。そこで本研究では、自治体・住民・議会が共施設の維持管理情報を共有し将来的に必要な施設管理体制を実現する自治体・公共施設の協働的ダウンサイジングを実現する手法を開発した。その結果、ダウンサイジング手法については方向性及び成果を確認するとともに、その手法を支える情報システムに必要な構成要素と準備態勢を確立した。また住民ワークショップなどを通して実現に結び付ける仕組みなどについても可能性を確認した。
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