研究課題
基盤研究(C)
旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)造営におけるフランス人室内装飾家の関与と日本趣味の導入について、アンリ・フルディノワ、ジョルジュ・エンシェルの2名の装飾家から意匠案の提案を受けていたこと、日本趣味の導入は造営当初から意図されており、手法は、提案された西洋の装飾の中に日本趣味の意匠を挿入するものであったこと、これらは日・欧・米の美術の粋を組み合わせるという片山東熊の基本方針を反映したものと考えられることを明らかにした。
日本近代建築史、文化財保存学