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2017 年度 研究成果報告書

酢酸分離用無機系逆浸透膜の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K06548
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 化工物性・移動操作・単位操作
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

野村 幹弘  芝浦工業大学, 工学部, 教授 (50308194)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード無機系逆浸透膜 / 対向拡散CVD法 / 酢酸 / 酸安定性
研究成果の概要

酸分離用無機系逆浸透膜の開発を行った。製膜は、シリカ源としてフェニル基を2つもつDiphenyldimethoxysilaneを用い、対向拡散CVD法により行った。蒸着温度270℃にて、90%を超える高い阻止性能を示し、透過流束が17.6 kg m-2 h-1 と目標の3倍以上となった。次に、基材を構成する素材による硫酸耐久性へ与える影響について検討した。γアルミナを基材とした膜では48時間の硫酸浸漬後に阻止性能を示さなくなったが、シリカを基材とした膜では、初期と同程度の阻止性能を示した。これより基材が酸耐久性に大きな影響を与えていることを見出した。

自由記述の分野

膜分離工学

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公開日: 2019-03-29  

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