現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
粒子集積薄膜の作製方法として電気泳動法を取り上げ,研究成果の一部を学術会議で発表し,学術論文としてまとめることができた。発表論文:Materials Chemistry and Physics, 169, 28-39 (2016),口頭発表:8th Meeting of Kyoto International Forum for Environment and Energy (KIFEE-8), Trondheim (Norway), 2015年9月,および化学工学会第47回秋季大会,北海道大学(札幌市),2015年9月 粒子集積薄膜の構造評価に関しては,薄膜中のチタニア粒子量を実測できる手法を開発したことにより,膜厚測定と合わせることで,薄膜中のチタニア粒子の平均充填率を算出することができた。口頭発表:European PV Solar Energy Conference (EU PVSEC 2015), Hamburg, Germany, 2015年9月,および粉体工学会2015年度秋期研究発表会, 大阪南港ATC(大阪市), 2015年11月 さらに,Kelvin probe Force Microscopy(KPFM)を用いて局所的な電気特性分布を明らかにするための基礎的研究を,Max Plank Institute for Polymer Research, Mainz, Germanyとの共同研究として開始した。
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