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2017 年度 研究成果報告書

ランビエ絞輪に局在するグルタミン酸受容体による活動電位伝播制御

研究課題

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研究課題/領域番号 15K06788
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関同志社大学

研究代表者

廣野 守俊  同志社大学, 研究開発推進機構, 准教授 (30318836)

連携研究者 御園生 裕明  同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (40609509)
渡辺 祥司  同志社大学, 研究開発推進機構, 助教 (80462745)
柳川 右千夫  群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90202366)
平井 宏和  群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70291086)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード活動電位 / パラノード / BKチャネル / プルキンエ細胞 / 小脳核 / 細胞外マトリックス / ペリニューロナルネット / 瞬目反射条件づけ
研究成果の概要

脳神経活動では活動電位が忠実性を保ちながら伝播する必要がある。パラノードに発現するBKチャネルはこの忠実性に寄与し、T型Ca2+チャネルを介して流入するCa2+によって活性化されることが示唆された。高頻度発火する小脳プルキンエ細胞の出力先である小脳核ニューロンはペリニューロナルネット(PNN)を形成する。このPNNを除去するとGABA放出が促進し、瞬目反射条件付け遅延課題の学習効率が高くなることが分かった。成熟に伴って構築される小脳核ニューロンのPNNは、プルキンエ細胞からのGABA放出を低下させ、新たな小脳運動学習を制限し、既に獲得されている記憶の維持に貢献するものと考えられる。

自由記述の分野

神経薬理

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公開日: 2019-03-29  

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