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2017 年度 研究成果報告書

ヒト化肝臓キメラマウスを用いたオミクス解析によるB型肝炎の病態解明と標的同定

研究課題

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研究課題/領域番号 15K06810
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験動物学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

坪田 昭人  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90322643)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードB型肝炎 / B型肝炎ウイルス / ヒト化肝臓キメラマウス / トランスクリプトーム解析
研究成果の概要

核酸アナログ体はB型慢性肝炎の標準治療だが、HBVを完全には排除できないため、新たな作用機序をもつ薬剤が必要である。本研究では、低コストのヒト肝細胞キメラマウスを用いて急性感染から慢性化するまでの肝組織内トランスクリプトームを網羅解析した結果、経過を通じて低発現遺伝子群が圧倒的に多く、3つの高発現miRNAを同定した。HBV産生細胞系で候補miRNAを阻害すると感染効率や増殖が低下した。また候補miRNAに特異的に結合するmRNAはHBV増殖に影響しいていた。プロテオミクス/メタボロミクス解析ではリポ蛋白系の変動が主であった。HBV自身に有利な環境で宿主に適応するものと考えられた。

自由記述の分野

肝臓病学

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公開日: 2019-03-29  

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