研究実績の概要 |
樹立したmouse anti-pan HLA class II mabがcell lineではHodgkin lymphoma、aggressive Adult T cell Lymphoma細胞を補体、ADCC,caspase,ROS非依存性に短時間に殺すことが判っていたが、倫理委員会の事情から、患者検体で確かめることが出来ずにいた。しかしついにDLBCLの患者の末梢血で障害効果を確かめることが出来た。40分のtreatでCD19,CD20 double positiveのLymphoma細胞は4分の1に減少し、CD3T細胞など、正常細胞は全く障害されなかった。 次にヒト化を試みhuman anti-pan HLA class II mAb(humanized mAb 4713)を作成して傷害活性をFACSで測定したところmouse 4713 mAbとほとんど変わりのない傷害活性を得た。また4713mAb以外にもAnapocosis抗体をmAb 4713 を樹立した時と同じ手法にて獲得することが出来た。何故かこれらの抗体は全てIgG1 classであった。
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