研究課題/領域番号 |
15K06915
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
西山 毅 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40571518)
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研究分担者 |
鈴木 貞夫 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20226509)
松尾 恵太郎 愛知県がんセンター(研究所), がん予防研究分野, 分野長 (80393122)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 量的自閉症形質 / 多形質ゲノムワイド関連研究 / 日常睡眠時間 |
研究実績の概要 |
岡崎研究とHERPACC (Hospital-based Epidemiologic Research Program at Aichi Cancer Center)研究の被検者のうち,Genome-wide Association Study (GWAS)ジェノタイピングデータを有し,GWASジェノタイピングのQuality Control基準に合致した,それぞれ807人と893人を研究対象とし,量的自閉症形質についてGWASを行った.次いで,そのGWASデータをメタアナリシスを行う国際チームに送付したが,国際チームでの解析が予定どおり進まず,現在はその進捗を待っている状況である. 一方,岡崎研究では複数の心理形質を測定しているため,807人の被験者を用いて,複数の心理的形質(量的自閉症形質,量的注意欠如・多動症形質,失感情症形質,抑うつ・不安,睡眠時間)を従属変数とした,多形質GWASを行ったが,4140人を用いたreplication studyで有意な座位は見つからなかった. さらに,他の心理形質の中の日常睡眠時間について,Japan Multi-Institutional Collaborative Cohort (J-MICC) study とJapan Public Health Center-based Prospective (JPHC) Study ,Tohoku Medical Megabank (TMM) Project の計31,677人を用いたのGWASメタアナリシスを行い,ADLH2座位が飲酒量を通じて睡眠時間を延長することを確証した.
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