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2017 年度 研究成果報告書

ヒトORCのグアニン四重鎖結合活性の複製開始点形成における役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K06956
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 分子生物学
研究機関日本女子大学

研究代表者

和賀 祥  日本女子大学, 理学部, 教授 (60222402)

連携研究者 片平 正人  京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (70211844)
由良 敬  お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 教授 (50252226)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードDNA複製 / ORC / グアニン四重鎖
研究成果の概要

ヒト複製開始因子ORCはグアニン四重鎖形成配列(G4モチーフ)をもつ1本鎖DNAやRNAに優先的に結合する活性を有する。その活性の生物学的意義を解明するため、同活性を有するORC1サブユニットの解析を行った。その結果、G4モチーフ1本鎖DNA結合活性を低下させたORC1は細胞核内の局在が異常になること、同活性をもつORC1のN末端側領域にDNA超らせん誘導活性をもつ領域も存在することが明らかになった。この結果は、ORCのG4モチーフ1本鎖DNA結合活性は、ORCの適正なクロマチン結合に関わり、さらに複製開始点のDNA構造変化に関わる可能性を示す。

自由記述の分野

DNA複製の分子生物学

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公開日: 2019-03-29  

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