研究課題/領域番号 |
15K06962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 九州大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) |
研究代表者 |
CAAVEIRO Jose 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (00536732)
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研究協力者 |
津本 浩平 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Glycan / Sugar / Antibody / Enzyme / Pore-forming protein / X-ray crystallography / Thermodynamics / Kinetics |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、種々の生化学的な現象に関わる基本的観点から、熱力学的および構造学的な炭水化物の相互作用の基盤を明確にすることである。糖を含む界面活性剤を用いて、可逆的かつ定量的な巻き戻しにより、膜貫通蛋白質を可溶化できることを世界で初めて原子レベルで実証した。脂質結合モジュールを用いて、膜孔形成毒素FraCへの炭水化物の結合を世界で初めて原子レベルで実証した。比較的特異性が低いHIV-1中和抗体による糖タンパク質エンベロープの認識機構を原子レベルで解明した。IgGのFc領域に結合した糖鎖末端のガラクトースは、IgGのエフェクター機能を調節することを見出した。
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自由記述の分野 |
Structural Biology
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