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2017 年度 研究成果報告書

ヒトFoF1-ATP合成酵素の機能制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07014
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 機能生物化学
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 俊治  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 主幹研究員 (60618809)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードFoF1-ATP synthase / F1-ATPase / ATP
研究成果の概要

本研究ではヒトF1-ATPase (F1)と高い構造類似性を持つウシF1の大量生産システム、顕微鏡一分子回転観察システム、X線結晶構造解析システムを確立した。そして寿命伸長効果や生活習慣病の改善効果が報告されているレスベラトロールをモデル阻害剤として、ウシF1の機能に与える影響を顕微鏡一分子観察とX線結晶構造解析により明らかにした。分析の結果、レスベラトロールはF1の回転軸と固定子の間に結合し、生成物リン酸の結合の素過程進行を阻害することによりATPの合成反応を阻害している事が示唆された。この結果は、今後の哺乳類の生体エネルギーシステムの人為的機能調節の研究の理論的基盤となると考えられる。

自由記述の分野

構造生物学

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公開日: 2019-03-29  

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