研究課題/領域番号 |
15K07126
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
関口 俊男 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 助教 (40378568)
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研究分担者 |
鈴木 信雄 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 教授 (60242476)
服部 淳彦 東京医科歯科大学, 教養部, 教授 (70183910)
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連携研究者 |
工樂 樹洋 国立研究開発法人理化学研究所, ライフサイエンス技術基盤研究センター, ユニットリーダー (40391940)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | カルシトニン / ヤツメウナギ / 円口類 / 比較内分泌学 |
研究成果の概要 |
脊椎動物において血中カルシウム濃度は、骨や鱗(硬骨魚類)をカルシウム貯蔵庫にして、血中カルシウム低下ホルモン(カルシトニンとスタニオカルシン)と血中カルシウム上昇ホルモン(副甲状腺ホルモンやカルシトリオール(活性型ビタミンD)により調節されている。我々は、硬骨や鱗のない円口類ヤツメウナギにおける血中カルシウム調節ホルモンの役割を検討した。まずカルシトニンと受容体を同定した。さらに淡水順応したヤツメウナギの希釈海水移行による血漿カルシトニン濃度上昇と、イオン調節に重要な鰓における受容体mRNAの発現上昇を認めた。またスタニオカルシンを新たに同定し、脊椎動物の祖先から存在することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
比較内分泌学
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