研究課題/領域番号 |
15K07166
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
進化生物学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 佳 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 講師 (10593684)
|
連携研究者 |
小柳 義夫 京都大学・ウイルス, 再生医科学研究所, 教授 (80215417)
巌佐 庸 九州大学, 理学研究院, 教授 (70176535)
岩見 真吾 九州大学, 理学研究院, 准教授 (90518119)
任 鳳蓉 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 特任准教授 (60280989)
中川 草 東海大学, 医学部, 講師 (70510014)
|
研究協力者 |
Dong Sung An カリフォルニア大学ロサンゼルス校, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | システムウイルス学 / HIV-1 / チンパンジー / ヒト化マウス / 適応進化 |
研究成果の概要 |
これまでの分子系統学的解析から、エイズの原因ウイルスHIV-1は、約100年前に、チンパンジーでは弱毒性を示すSIVcpzがヒトに侵入・適応進化することにより誕生したと示唆されている。しかし、SIVcpzがHIV-1としてヒトへの適応進化を遂げた分子メカニズムは不明である。そこで本研究では、SIVcpzのヒトへの適応進化過程を再現し、その進化過程を解明することを目的とした。本研究の結果から、元来ヒトへの適応性のきわめて高いSIVcpzがヒトに伝播し、パンデミックHIV-1へと変貌したことが示唆された(Sato et al, J. Virol. 92, 2018)。
|
自由記述の分野 |
ウイルス学
|