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2017 年度 研究成果報告書

嫌気環境に対する適応進化の初期段階にある退化的ミトコンドリアの機能解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07176
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 進化生物学
研究機関福岡女子大学 (2017)
国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2015-2016)

研究代表者

瀧下 清貴  福岡女子大学, 国際文理学部, 教授 (90392951)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード原生生物
研究成果の概要

RNA-seq解析により,嫌気性自由生活型のストラメノパイル生物Cantina marsupialisが有する退化ミトコンドリアの代謝機能を推定した。その結果,ハイドロジェノソームで機能する酵素が退化ミトコンドリア内で機能していることが示唆された。その一方で好気性ミトコンドリアに普遍的に存在する酵素群がの退化ミトコンドリア内で機能していることも示唆された。また,電子伝達系では複合体IIを構成するサブユニットをコードする転写産物のみ検出された。C. marsupialisの退化ミトコンドリアでは複合体IIはコハク酸デヒドロゲナーゼとして機能していると考えられる。

自由記述の分野

原生生物学

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公開日: 2019-03-29  

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