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2017 年度 研究成果報告書

絶滅の危機に瀕している貧栄養湖深底部の貧毛類相の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07178
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物多様性・分類
研究機関弘前大学

研究代表者

大高 明史  弘前大学, 教育学部, 教授 (20223844)

研究協力者 鳥居 高明  株式会社いであ, 環境創造研究所, 主査研究員
Martin Patrick  Royal Belgian Institute of Natural Sciences, Researcher
Timm Tarmo  Estonian University of Life Sciences, Professor
Erséus Crister  University of Gothenburg, Professor
Fend Steve  United States Geological Survey
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード水生貧毛類 / 貧栄養湖 / 分類 / 生物多様性
研究成果の概要

北日本の貧栄養湖の深底部には湖沼ごとに独自性の高い貧毛類群集が成立していることが明らかになった。一方で,一部の湖沼では,近年の湖沼環境の変化に対応すると思われる貧毛類群集の変化が見られた。貧栄養湖深底部の群集の構成種はほとんどが低温狭温性で酸素要求性が高い種であるため,湖底環境のわずかな変化でも存続に影響することが推測された。
田沢湖では,人為的な湖水の酸性化のために1940年代に湖底の生物群集が壊滅したが,今回の調査で集水域の湧水帯から地下水種と推測される5種の貧毛類が発見された。かつての田沢湖の湖底には,これらの一部を含む固有性の高い貧毛類群集が成立していた可能性が指摘された。

自由記述の分野

動物分類学

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公開日: 2019-03-29  

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