研究課題/領域番号 |
15K07206
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
吉田 ゆかり 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 深海・地殻内生物圏研究分野, 技術主任 (10553216)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 深海熱水噴出域 / 細胞外膜小胞 / イプシロンプロテオバクテリア / 次世代シーケンス |
研究実績の概要 |
産前産後の休暇および育児休業取得により中断(平成29年3月23日~平成30年4月30日)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
産前産後の休暇および育児休業の取得に伴い、当初の計画通りに研究を行うことができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を平成31年度まで延長し、研究を再開する。今後の計画は以下の通りである。 1. イプシロンプロテオバクテリアの細胞外膜小胞の遺伝学的特徴 イプシロンプロテオバクテリアの代表株について、増殖段階や培養条件を変化させ、細胞外膜小胞の産生量や内包される遺伝情報が変化するかを調べる。 2. 熱水活動域の細胞外膜小胞の網羅的メタゲノム解析 深海底熱水活動域から採取した様々な試料における細胞外膜小胞の網羅的メタゲノム解析について実施する。得られた配列データを培養株の解析データと摺り合わせるとともに、環境試料間での比較を行い、各環境試料における細胞外膜小胞の遺伝情報の特異性を明らかにする。
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次年度使用額が生じた理由 |
産前産後の休暇および育児休業を取得し、研究を中断したため。未使用分については、延長した平成30年度および平成31年度に次世代シーケンスの費用として使用する。
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