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2017 年度 研究成果報告書

送粉者と生育環境からの複合自然選択が加速する被子植物の生態的種分化

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07228
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関東京大学

研究代表者

瀧本 岳  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (90453852)

研究協力者 香川 幸太郎  スイス水圏科学技術研究所
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード生態的種分化 / 被子植物 / 送粉共生系 / 定花性 / 無報酬花 / 適応放散
研究成果の概要

花をつける植物(被子植物)は地球上の生物多様性を代表する分類群である。被子植物の多様性は、多様な生育環境への適応や、異なる送粉者(ハチ、チョウ、ガ、ハチドリなど)への適応の産物として説明されることが多い。このことから、「生育環境からの自然選択と送粉者からの自然選択が同時に働くことにより、被子植物の多様化(種分化)が起こりやすくなっているのではないか」という予想が成り立つ。この予想をくわしく検討したところ、生育環境に適応している植物が送粉者の誘引能力も高いことが、予想の成立条件として重要であることが分かった。この発見は、被子植物の多様性が生まれたしくみを理解する重要な鍵を与えるものである。

自由記述の分野

理論生態学

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公開日: 2019-03-29  

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