研究課題/領域番号 |
15K07298
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
豊田 正博 兵庫県立大学, 緑環境景観マネジメント研究科, 准教授 (30445051)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 園芸療法 |
研究実績の概要 |
研究1:健常高齢者を対象に,脳血流測定器を用いて園芸作業中の脳血流状況を測定した。播種、かん水作業は前頭極の活性化に効果的な作業であることを確認した。 結果は第6回日本認知症予防学会学術集会(2016.9.24)にて発表し,現在論文作成中。 研究2:健常高齢者を対象に,園芸療法非介入期・介入期における認知機能と脳血流を調査した。脳血流データは分析中。Five-Cog.を用いた認知機能測定では,介入後,記憶に関する得点が優位に改善した。2017年度発表予定。 研究3:認知症高齢者を対象に,園芸療法非介入期・介入期における認知機能,脳血流を調査した。データ分析中。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
前頭極の機能に関する新たな知見(Gate way 仮説)が発表されており、その内容と本研究の整合性確認が必要となったため。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、前述の研究1の論文公表(英文)、研究2・3の学会発表を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
論文投稿の遅れにより投稿料として支出予定していた額が次年度使用となった。
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次年度使用額の使用計画 |
平成29年度に論文投稿を行い支出予定。
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