研究課題
基盤研究(C)
ミヤコグサを用いたGREI装置による複数核種同時イメージングでは、Fe-59、Zn-65、Cs-137を根から同時吸収させた場合の非侵襲での画像解析と、部位別に切断した後の定量測定を行い、双方の測定結果から良好な相関関係を得た。検証対象としたミヤコグサB-129系統の複数元素蓄積能については、シロイヌナズナfrd3変異体で報告されていた地上部組織への鉄輸送機能の低下も生じているものの、複数元素蓄積の直接の原因ではなく、個々の金属元素の輸送を担う複数の機構が関与した結果であることが示唆された。
植物栄養学