植物のマグネシウムチャネルMRS2におけるアルミニウム阻害と輸送の分子機能的解明

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15K07399
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 応用生物化学
• 研究機関: 京都府立大学
• 研究代表者: 石嶌 純男 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70184520)
• 研究期間 (年度): 2015-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: マグネシウムイオン / 膜輸送タンパク質 / アルミニウム / シロイヌナズナ / イネ / リポソーム

研究成果の概要

植物のマグネシウム膜輸送を担うと考えられていた MRS2 タンパク質について、シロイヌナズナ 3種 およびイネ 2種類の MRS2 タンパク質のMg2+の輸送とAlによる阻害効果およびAl 輸送を、人工脂質二重層膜に再構成した精製タンパク質および変異大腸菌における機能相補実験により、解析した。その結果、MRS2 タンパク質は、Mg2+輸送能をもつMg2+輸送タンパク質であるが、そのAl感受性は、MRS2 タンパク質によって大きく異なることを明らかにした。

自由記述の分野

生化学、分子生物学