三重大学演習林(津市美杉町)に15ヶ所,津市美杉町竹原造林地に11ヶ所,大台町の島谷造林地に10ヶ所のリタートラップを設置して落葉・落枝量のデータを収集した。さらに,既存の論文から30の落葉・落枝量のデータを加え,落葉・落枝量を応答変数として立地条件(林齢,立木本数密度,斜面方位,傾斜,標高など)を説明変数としてGLM(一般化線形モデル)を用いて分析した。これらの条件を反映した三重大学演習林を対象とした木質バイオマスとして利用可能な資源量の分布をGIS(地理情報システム)を用いて地図化した。図化した資源量分布をもとに適切な路網配置についてGISを用いて検討した。
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