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2017 年度 実績報告書

「タイマー遺伝子」発現量を指標とした鉢クラゲ発生条件の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15K07539
研究機関国立研究開発法人水産研究・教育機構

研究代表者

豊川 雅哉  国立研究開発法人水産研究・教育機構, 西海区水産研究所, 主任研究員 (60371837)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードクラゲ発生モデル / ストロビレーション / 温度依存性
研究実績の概要

飼育水温のみを変動させたエチゼンクラゲポリプのストロビレーション実験では,最短で14℃,16日でストロビレーションの誘導が観察された。ストロビレーションの進行は温度依存であったが,事前に想定したクラゲ発生モデルのモデル式に合わない実験結果が得られた。
鉢クラゲポリプにホルモン様物質を投与してストロビレーションを開始させる実験では,実験した8種のうち,6種でストロビレーションを誘導する効果が確認されたが,2種では効果が無かった。ホルモン様物質投与によるストロビレーション誘導では水温によるストロビレーション誘導と異なるところがあり,ここでもクラゲ発生モデルのモデル式の修正が必要であった。
沖縄科学技術大学院大学との共同研究で,エチゼンクラゲのトランスクリプトーム解析を実施し,cDNAライブラリを作成した。ストロビレーション時に発現量が大きい遺伝子配列の中に,ミズクラゲにおけるタイマー遺伝子に近似な配列が含まれた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 図書 (1件)

  • [図書] クラゲ類の生態学的研究2017

    • 著者名/発表者名
      戸篠 祥 他
    • 総ページ数
      190
    • 出版者
      生物研究社
    • ISBN
      978-4-909119-12-4

URL: 

公開日: 2018-12-17  

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