研究課題
基盤研究(C)
低温で一定期間過ごすことでストロビレーション(ポリプからクラゲになる変態過程)のスイッチが入るというタイマー仮説を,エチゼンクラゲで実験を行い検討した。エチゼンクラゲでは最短2週間でストロビレーションのスイッチが入ったが,スイッチが入るのに要する期間は一定でなかった。スイッチが入った後は水温が高いほど速く変態が進むとの予想も合わなかった。沖縄科学技術大学院大学と共同でストロビレーション中に発現する遺伝子の解析を行い,ミズクラゲにおけるタイマー遺伝子と似た遺伝子が見つかった。
プランクトン学,水産海洋学