研究成果の概要 |
○レンサ球菌症の症状を呈する養殖ブリより抗Lactococcus garvieae KG-血清に凝集しない細菌が分離された。この菌株を従来の菌株と区別するために血清型II型と提唱した。DNA-DNAハイブリダイゼーション試験では従来のL. garvieaeとの相同性が70%以上であったことから, L. garvieaeであると考えられた。BSFGE解析の結果, 異なる地域で分離された非凝集性株間で類似の電気泳動パターンを示した。 ○血清型I型で免疫した場合、II型の菌株の感染には効果が低いことが判明した。 ○I型およびII型を識別することのできるプライマーを設計した。
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