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2017 年度 研究成果報告書

農業問題の発生機構に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07599
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経営・経済農学
研究機関東北大学

研究代表者

柘植 徳雄  東北大学, 経済学研究科, 教授 (80281955)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード農業問題 / 過剰就業
研究成果の概要

本研究は、シュルツ農業問題論のアメリカにおける継承、日本における受容について検証したものである。低所得問題を農産物市場の不均衡に求めるシュルツ理論に関しては、その後、要素市場面からの研究が蓄積された。しかし、労働節約的技術進歩によって供給増大が抑制され、下層の要素価格が均衡状態にあることが判明すると、シュルツ理論はアメリカでは放棄されるに至った。日本ではシュルツ理論に対しては当初から批判的であり、過剰就業論が研究の潮流となっていたが、速水のテキストが現れると、シュルツ理論が農業問題論のもう一方の定説となった。アメリカでシュルツ理論が放棄されたことが日本で認識されていないのは、不思議である。

自由記述の分野

経営・経済農学

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公開日: 2019-03-29  

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