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2017 年度 実施状況報告書

食品安全制度における信頼のコントロールに関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K07612
研究機関九州大学

研究代表者

森高 正博  九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20423585)

研究分担者 福田 晋  九州大学, 農学研究院, 教授 (40183925)
豊 智行  鹿児島大学, 農学部, 教授 (40335998)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード食品の安全性 / 信頼 / 流通 / ゲーム理論 / 情報の非対称性 / 信念の合理性
研究実績の概要

本年度は安全性に関する信念の非合理性について、その計測方法の検討を行った。類似の構成概念や測定項目について渉猟したが、妥当な計測方法が見つからず、結局、信念を取り扱う統計・経済理論に立ち返り、「ベイズ更新」の概念から、整合性の高い計測方法のアイデアを得ることができた。ただし、ここまでに多くの時間を要したため、消費者アンケートを通して実証を行うには至らなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

安全性に関する信念の非合理性について、その計測方法の検討に時間を要し、消費者アンケートを実施する時間的余裕がなくなった。また、校務が当初想定していたよりも多忙となったことも、実施が遅れる要因となった。

今後の研究の推進方策

安全性に関する信念の非合理性について、消費者アンケートを実施する。

次年度使用額が生じた理由

消費者調査の実施が次年度に持ち越されたため、消費者調査のサンプル数確保に重点的に使用する。

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公開日: 2018-12-17  

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