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2017 年度 研究成果報告書

抗菌因子の高濃度暴露による難治性乳房炎治療プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07692
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 動物生産科学
研究機関広島大学

研究代表者

磯部 直樹  広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (80284230)

連携研究者 沖田 美紀  広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 助教 (30611842)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード乳房炎 / エストラジオール / 抗菌因子 / ショート乾乳 / 乳量
研究成果の概要

エストロゲン(E)とショート乾乳(3日間のみ搾乳を停止する処理)を併用した時の乳汁中抗菌因子の変化を調べることにより、難治性の乳房炎を治療する新たなプログラムを開発することを目的とした。Eの投与またはショート乾乳を実施すると、乳量は一時的に減少し、抗菌因子の乳中濃度は有意に増加した。次にE投与とショート乾乳を同時に行うと、ショート乾乳だけに比べて乳中抗菌因子がさらに増加した。以上のことから、ショート乾乳中にEを投与すると、抗菌因子濃度が飛躍的に上昇し、乳腺の免疫機能が強化され、乳房炎治療に有効であることが示唆された。

自由記述の分野

家畜生体機構学

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公開日: 2019-03-29  

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