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2017 年度 研究成果報告書

妊娠率向上を目指したウシ内在性レトロウイルスの機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07697
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 動物生産科学
研究機関東京理科大学

研究代表者

櫻井 敏博  東京理科大学, 薬学部薬学科, 助教 (70568253)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード内在性レトロウイルス / ウシ / 胎盤形成
研究成果の概要

本申請は、ウシ着床期周辺胚に発現する内在性レトロウイルスを探索し、胎盤形成に有用な内在性レトロウイルス遺伝子の機能解析をすることを目的とした。その結果、ウシ胎盤に高発現するBERV-K3を見出した。BERV-K3は胎盤形成に必要な古典的WNTシグナルにより、その発現が誘導されることが明らかとなった。また、X染色体やY染色体に存在する内在性レトロウイルスも見出し、これらは着床前のウシ胚に特異的に発現していることを明らかにした。これらの研究成果は、ウシの妊娠過程において内在性レトロウイルスの関与を示す重要な発見となり、新たな高受胎胚の選別のための候補因子となりうる可能性があることが分かった。

自由記述の分野

育種繁殖学

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公開日: 2019-03-29  

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