• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

神経疾患をもたらすビタミンB12代謝の解明と新治療法開発基盤構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K07770
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 統合動物科学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

竹中 重雄  大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 教授 (10280067)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードビタミンB12 / 神経細胞 / 認知機能 / 欠乏
研究成果の概要

ビタミンB12(B12)の潜在的な欠乏は認知症リスクファクターであることを示唆する報告があるが、その分子機構は不明である。そこでB12代謝異常モデル神経幹細胞を作製し、その細胞分化を検討した結果、樹状突起の形成がされない状態にあり、アクチンフィラメントの形成に問題が生じていることを示唆する結果を得た。また、食餌性B12-葉酸欠乏モデルを用いて認知機能に及ぼすB12欠乏の影響を検討した結果、学習能に影響が生じたが、脳組織上の変化は認められなかった。以上の結果から、個体のB12レベル低下が認知機能に影響を及ぼすことが示唆され、それは神経細胞の分化、維持に関わることが示された。

自由記述の分野

食品栄養学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi