研究課題/領域番号 |
15K07830
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
中山 祐一郎 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 准教授 (50322368)
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研究分担者 |
保田 謙太郎 秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (00549032)
下村 泰彦 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (50179016)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 都市緑地 / アゼオトギリ / 絶滅危惧種 / 植生管理 |
研究実績の概要 |
河川堤防における植生管理の参考事例として昨年度から対象としている都市域の公共緑地である大阪府立大学構内の緑地で絶滅危惧植物のアゼオトギリが発見され、その植生の維持機構が明らかとなった一方で、植生の維持に重要な被陰として貢献していた学舎が最近撤去された。この人為的な環境改変が植生の維持にどのように影響するかをモニタリングするために、研究機関を1年延長した。 開花結実期にあたる2019年10月15日に生育状況を調査地したところ、昨年度とほぼ同様の優占度と開花率が得られたことから、学舎の撤去による大きな影響はなかったと考えられた。ただし、盛夏に降雨が少なかった場合や、草刈り時期の調整については引き続き検討を要する。
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