Epichloe festucaeにおける共生確立に不可欠な転写制御因子ProAが直接発現制御する遺伝子群を明らかにするため、SELEX法を用いてターゲットプロモーター配列を特定した。E. festucaeの染色体DNAライブラリーからMBPタグとProAとの融合タンパク質を用いてターゲットプロモーター配列を含むと推定されるDNAを濃縮した。Mi-seqを用いて解析した濃縮DNA配列をリファレンスゲノムにマッピングしターゲットプロモーター配列を特定した。遺伝子破壊による機能解析によって新たな4遺伝子がProAの下流で機能する共生関連遺伝子であることが示された。
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