3-エトキシシクロブタノンをルイス酸を用いて活性化して生ずる1,4-二極性活性種とアゾベンゼン、キノリン、イソキノリン、イナミド、ニトロソベンゼン、反応性の高いアルキン類との反応によって対応する6員環化合物が得られることを見出した。また、3-フェニルシクロブタノンをルイス酸で活性化して生ずる活性種は芳香族化合物と反応し、対応するFriedel-Crafts成績体が得られることを見出した。また、1,4-ケトアルデヒドとトシルヒドラジンからなる中間体から各種求核剤とルイス酸を用いることによってヒドロピリダジン誘導体を合成できることを見出した。
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