研究課題
基盤研究(C)
研究代表者が創案したフィードバック制御フローレイショメトリーに,気節―非相分離検出法を導入した。液流を気泡で分節することで分散を抑制し,流量比をより正確に反映した検出信号の取得をめざした。構築したシステムとプログラムの分析条件を最適化したのち,各種酸塩基滴定に応用した。気節法の導入により,適用可能な濃度範囲が広まった。超ハイスループット化に焦点を当てた研究(気節なし)では,自作したLED検出器を用いて前例のないハイスループット滴定(50滴定/分)を実現した。さらに,2つのフィードバック機構を組み合わせることにより,品質分析と品質管理(設定濃度への自動調整)を同時に行うシステムも開発した。
分析化学