研究課題
基盤研究(C)
分子表面システインの置換による安定化及び宇宙実験による結晶高品質化により実現した高分解能X線結晶構造解析により、MAP2K7の2つの自己阻害機構を明らかにした。(1)Cys218-Gly145間のn-σ*相互作用によるATP非結合型の自己阻害構造を形成する。(2)C末端配列が隣接分子をアロステリックに活性制御する。この知見に基づき設計したペプチド化合物は野生型MAP2K7に酵素阻害活性を示す。
構造生物学、創薬化学