研究課題/領域番号 |
15K07905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 鈴鹿医療科学大学 |
研究代表者 |
米田 誠治 鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 准教授 (60425056)
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研究分担者 |
植村 雅子 鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 助教 (70511997)
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連携研究者 |
平本 恵一 鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 助教 (90251793)
春沢 信哉 大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (90167601)
米山 弘樹 大阪薬科大学, 薬学部, 助教 (90627001)
吉川 祐子 同志社大学, 生命医科学部, 嘱託講師 (80291871)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 白金錯体 / 制がん剤 / DDS / 創薬 / 難治性がん / 白金製剤 |
研究成果の概要 |
テトラゾラト架橋白金(II)二核錯体に標的指向性DDSキャリアまたはハロゲンを導入し、更なる薬効の向上および副作用の軽減を図った。その結果、非常に高い抗腫瘍効果および効果持続性を発揮する誘導体を見出すことが出来た。リード化合物はColon-26大腸がん皮下移植マウスに対して、白金製剤オキサリプラチンよりも遥かに有効な抗腫瘍効果を発揮した。また、腫瘍が大きく成長してから投与した場合においても高い効果を発揮し、その効果は単回(静脈内)投与後数週間持続した。これらのことから、テトラゾラト架橋白金(II)二核錯体は、進行がんに奏功する有望な次世代白金製剤として、今後の臨床応用が期待される。
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自由記述の分野 |
生物無機化学
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