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2017 年度 研究成果報告書

ステロイドのヒスタミンH1受容体遺伝子発現抑制の分子機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07933
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関大阪大谷大学 (2017)
徳島大学 (2015-2016)

研究代表者

水口 博之  大阪大谷大学, 薬学部, 教授 (40247838)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードヒスタミンH1受容体遺伝子発現シグナル / ステロイドシグナル / PKCδ / Hsp90
研究成果の概要

H1R遺伝子発現シグナルとステロイドシグナルに共通のシグナル分子としてヒートショック蛋白90(Hsp90)を同定した。本課題では、ステロイド及びH1R遺伝子発現抑制化合物マーキアインのH1Rシグナル及びステロイドシグナルへの影響について検討した。その結果、ステロイドのH1Rシグナル抑制効果は動物実験での結果ほど明確ではなかった。一方、マーキアインはステロイドシグナルを介した抗炎症性遺伝子発現を増強した。以上の結果から、ステロイドのH1Rシグナル抑制効果は間接的であり、また、マーキアインはヒスタミンシグナルの抑制に加えステロイドの抗炎症作用の増強により抗アレルギー効果を示すことが明らかとなった。

自由記述の分野

分子薬理学

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公開日: 2019-03-29  

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