研究課題/領域番号 |
15K08068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
東 恭平 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (10463829)
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連携研究者 |
戸井田 敏彦 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (60163945)
五十嵐 一衛 千葉大学, 大学院薬学研究院, 名誉教授研究 (60089597)
降幡 知巳 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (80401008)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 糖衣 / ヘパラン硫酸 / コンドロイチン硫酸 / 脳梗塞 / 酸化ストレス / アクロレイン / ヘパラナーゼ / ヒアルロニダーゼ |
研究成果の概要 |
本研究において私達は、脳梗塞急性期においてヘパラン硫酸 (HS)とコンドロイチン硫酸 (CS)が分解を受けることを見出した。HS分解にはヘパラナーゼ (HPSE)が、CS分解にはヒアルロニダーゼ1 (HYAL1)およびHYAL4が関与していた。酸化ストレス除去剤としてN-アセチルシステイン (NAC)、および低分子HSおよびCSを同時投与するとNAC単独投与よりもさらに脳梗塞体積の減少が認められた。従って、脳梗塞急性期では、酸化ストレスの除去の他、脳血管内皮細胞の糖衣の主要成分であるHSとCSを効果的に保護できれば、高い治療効果が期待できると考えられる。
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自由記述の分野 |
病態分析化学
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