現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
健常者の末梢血単核細胞(PBMC)を用いたインスリンの作用の検討では、インスリンがPBMCのグルココルチコイド応答性を低下させる分子機序をある程度明らかとし、英論文として公表することができた。(Chen S, Sugiyama K, Inamura M, Tanaka S, Onda K, Huijun Y, Hirano T. Effects of insulin on pharmacodynamics of immunosuppressive drugs against mitogen-activated human peripheral-blood mononuclear cells. Immunopharmacol Immunotoxicol 38(5):372-378; 2016. http://dx.doi.org/10.1080/08923973.2016.1214143) 一方、慢性腎不全患者のPBMCを用いた検討では、現在12例の検体を入手できているものの、予定通りの症例数に比べてやや少ない。患者PBMCを用いた検討は、引き続き行っていく予定である。
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