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2018 年度 研究成果報告書

形態形成過程における細胞極性制御機構に関わる下流因子の網羅的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08138
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関横浜市立大学

研究代表者

中谷 雅明  横浜市立大学, 医学研究科, 特任助教 (70422095)

研究協力者 森山 佳谷乃  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード細胞極性 / 平面極性 / タンパク質リン酸化 / プロテオミクス
研究成果の概要

本研究は、細胞極性に関わるaPKC遺伝子と細胞集団の極性制御に関わるWnt-PCPシグナルの構成因子Daam1遺伝子に着目した一連の実験生物学的検討である。一 連の解析により、1細胞を制御する極性シグナルと多細胞を制御する極性シグナルの関連性を明らかにする。 本研究では上皮細胞内でのaPKCとDaam1の相互作用 によりリン酸化が変動する分子が、下流因子かどうかを生化学的、細胞生物 学的、分子生物学的に検証している。上皮細胞での 機能解析を目的として、遺伝子ノックアウト上皮細胞株の樹立を試み、aPKCとDaam1の相互作用が具体的な表現形として得られるかを検討し た。

自由記述の分野

発生生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、「細胞極性病」という新たな疾患概念を確立に注力した。細胞極性異常は上皮由来の癌の病理学的特徴から推測された原因の1つであるが、近年の分子生物学的研究成果から、細胞極性を制御する一連の遺伝子群が先天性奇形など、他の疾患群の原因となる事が明らかとなってきている。本研究では、この点に着目して基礎医学的手法を駆使した研究を遂行し、バイオ・インフォマティクス・データベースに蓄積されている膨大な情報と照らし合わせて、細胞極性病を定義する病態の探索と検証を行った。

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公開日: 2020-03-30  

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