研究課題/領域番号 |
15K08230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
横出 正之 京都大学, 医学研究科, 教授 (20252447)
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研究分担者 |
南 学 京都大学, 医学研究科, 准教授 (90511907)
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連携研究者 |
亀井 加恵子 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (00214544)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | プロスタグランジン / マクロファージ / 慢性炎症 / 糖代謝 |
研究成果の概要 |
エネルギー過剰摂取など生活習慣に端を発した2型糖尿病の発症に、炎症機転が極めて重要な役割を果たすことが近年報告されている。我々は、プロスタグランジンE2-EP4受容体シグナルの抗炎症性作用に注目し、2型糖尿病モデル動物に対しEP4受容体選択的アゴニストを継続投与したところ、脂肪組織の炎症抑制及び浸潤マクロファージのM2型への極性シフトとともに、耐糖能が有意に改善することを見いだした。本研究を通じ、EP4受容体シグナルが、マクロファージの活性化制御を通じて2型糖尿病発生の病態生理に大きく関与することが示唆された。
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自由記述の分野 |
先端医療構築学、内科学、老年医学
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