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2017 年度 研究成果報告書

心筋細胞膜不安定化におけるG蛋白共役型受容体構造変化と機能解析ー心保護薬への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08254
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 薬理学一般
研究機関福岡大学

研究代表者

三浦 伸一郎  福岡大学, 医学部, 教授 (20343709)

研究分担者 朔 啓二郎  福岡大学, 医学部, 教授 (40183371)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード高血圧 / 脂質
研究成果の概要

心血管細胞膜が不安定な場合(膜コレステロール含量が減少した場合)には、アンジオテンシンII(Ang II)1型(AT1)受容体構造の変化とAng IIが結合可能なAT1受容体発現量の減少が起こり、Ang IIによるイノシトールリン酸産生能が低下し、また、Ang IIによる血圧上昇が抑制され、心血管保護へ働く可能性が示唆された。

自由記述の分野

循環器

研究成果の学術的意義や社会的意義

心血管病は、死亡原因の第2位であり、その克服は非常に重要なテーマである。今回の研究は、その新たな治療法を示唆する基礎研究である。細胞膜が不安定な場合(膜コレステロール含量が減少した場合)には、AT1受容体構造の変化とAng IIが結合可能なAT1受容体発現量の減少が起こり、Ang IIによるIP産生能が低下し、血圧上昇と脈拍数増加が抑制され、心血管保護へ働く可能性が示唆されたとういことである。

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公開日: 2019-03-29   更新日: 2020-03-30  

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