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2017 年度 研究成果報告書

低酸素誘導因子HIFによる糖鎖関連遺伝子の転写誘導とその病態的意義の総合的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08288
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 医化学一般
研究機関愛知医科大学

研究代表者

神奈木 玲児  愛知医科大学, 公私立大学の部局等, その他 (80161389)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード低酸素 / 糖鎖関連遺伝子 / CD44 / ヒアルロン酸 / micro-RNA / 転写調節 / HIF-1α
研究成果の概要

低酸素抵抗性を獲得した癌細胞は悪性度が高く、高転移性で治療抵抗性を示す。我々は以前から低酸素抵抗性の獲得において鍵となる転写因子HIFが多数の糖鎖関連遺伝子の転写調節に関わることを解明してきた。本研究では癌細胞で重要な細胞接着分子CD44のリガンドであるヒアルロン酸の分解酵素遺伝子のうちHYAL1が低酸素により転写誘導されることを見いだし、これが癌治療の有力なターゲット遺伝子であることを明らかにした。またmicroRNAが調節する糖鎖関連遺伝子をMiaTrap法で調べ、GCNT2がmiR-199によって調節されることを見いだし、これも癌治療の有力なターゲット遺伝子であることを明らかにした。

自由記述の分野

生化学、腫瘍学

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公開日: 2019-03-29  

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