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2017 年度 研究成果報告書

オートファジー活性を基盤とした新たな癌治療戦略の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08301
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態医化学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

井上 純  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 講師 (50568326)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードオートファジー
研究成果の概要

癌治療において、各癌におけるオートファジー活性を把握し、その活性に基づいた新たな癌治療戦略を確立することが重要である。本研究では、1)オートファジー分解基質p62分子がオートファジー活性の分子マーカーとなる可能性があること、2)マイクロRNAの1つmir-634の導入は、オートファジーを含む複数の細胞保護システムを抑制することで抗腫瘍効果を発揮すること、3)オートファジー阻害は急性リンパ性白血病におけるL-アスパラギナーゼの治療効果を顕著に増強することを明らかにした。これらの研究成果は、オートファジー活性を指標とした新たな癌治療戦略を開発する上で有用な分子基盤となることが期待される。

自由記述の分野

腫瘍生物学

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公開日: 2019-03-29  

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