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2017 年度 研究成果報告書

新規3細胞間タイト結合分子LSRの癌の診断・治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08350
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人体病理学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

小島 隆  札幌医科大学, 医学部, 教授 (30260764)

研究分担者 幸野 貴之  札幌医科大学, 医学部, 講師 (10374563)
連携研究者 近藤 昌夫  大阪大学, 薬学部, 准教授 (50309697)
澤田 典均  札幌医科大学, 医学部, 教授 (30154149)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード子宮内膜癌 / 膵臓癌 / LSR / 悪性化 / Hippo pathway / TEAD1/AREG / claudin-1
研究成果の概要

本研究は、子宮内膜癌および膵管癌の悪性化における新規3細胞間タイト結合分子LSRの役割および調節メカニズムを、癌細胞株および正常ヒト上皮細胞を用いて解明した。癌細胞株においては、LSRの発現低下によりTEAD1/AREGを介して、癌細胞の遊走、浸潤を亢進していた。このメカニズムとしては、1)Hippo pathwayを介した経路、2)タイト結合分子claudin-1を介してMMP1を増加させる経路があることを見出した。正常上皮細胞においても、siRNAによるLSRの発現低下によりclaudin-1が誘導された。このことは、LSRは複雑なメカニズムで癌細胞の悪性化に関与していることが考えられた。

自由記述の分野

細胞生物学、病理学

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公開日: 2019-03-29  

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