研究課題/領域番号 |
15K08359
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
谷野 美智枝 北海道大学, 医学研究院, 講師 (90360908)
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研究分担者 |
辻野 一三 北海道大学, 医学研究院, 特任教授 (00344507)
仙葉 愼吾 北海道大学, 医学研究院, 学術研究員 (40466496)
谷野 功典 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (10443863)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 肺高血圧 / ニース分類 / 免疫組織化学染色 / 遺伝子解析 |
研究成果の概要 |
成人と小児肺高血圧症を対象に形態学、免疫組織化学、遺伝子学的解析を行い以下のことを明らかにした。(1)肺静脈性肺高血圧症ではFGF-FGFR経路の亢進が示唆された、(2)治療感受性を示唆する蛋白(PDE5、ER-A/B、PGI2、sGCα/β)の免疫組織化学染色ではPHではPHのないコントロールと比較して強く染色されたが、背景疾患別の相違は明らかではなく様々な背景疾患のPHに薬剤が有用である可能性が示唆された。(3)強皮症関連PHでは炎症ではなく線維化が主体で、造影MRIでの心筋造影異常と線維化の関連を認めた。(4)小児の二次性PHにてFOXF1やhOAS1の遺伝子異常の関連が示唆された。
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自由記述の分野 |
呼吸器
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